研究課題
基盤研究(C)
19世紀のリアリズム小説にはインテリアの表象が多い。個々の作家の小説だけを取り上げて検討すると、それらはその作家の特徴や関心によるところが大きいという結論になりがちである。しかし、ディケンズ、トロロープ、ギッシング、ジェイムズの小説に描きこまれたインテリアの表象を、19世紀のデザイン改革運動や室内装飾の流行という文化史的文脈において考慮すると、各作家が活躍した時期のミドルクラスの人々が室内装飾に見出した文化的意味合いを反映していることが判明した。
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西南学院大学英語英文学論集
巻: 52巻3号 ページ: 1-17
ヴィクトリア朝文化研究
巻: 8巻 ページ: 31-46
http://www.vssj.jp/journal/8/miyake.pdf