研究課題
基盤研究(C)
本研究により以下の諸点が明らかにされた。(1) 歴史と神話を同時にはらむ『ファウスト』の特有の「歴史性」(2) 時間的にかけ離れた事象を重ね合わせ、類型化・典型化して考える方法論的原理 (3)『ファウスト』全体をつうじゲーテの思考における本質的なパラメーターとしての〈自然〉(4)〈人工〉による〈自然〉の支配に顕著に表れた近代の暴力的な性格 (5) 近代に対するゲーテのアンビヴァレントな立場、等。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)
モルフォロギア
巻: 34号 ページ: 113-146
文学における不在--原研二先生追悼論文集
ページ: 12-25
巻: 33号 ページ: 49-73