研究課題
基盤研究(C)
本研究課題に取り組んで以来、フランス国立図書館やパリのソーショワール図書館などで収集してきた資料をもとに、ラシーヌに関する文献のとりまとめ、彼の作品や言動が古典主義時代の文学論争に影響を与えているケースの抽出等と並行し、周辺作家のなかから、古典主義時代において「書くこと」の意義を左右したと目されるアントワーヌ・ド・クルタンの著作に重点を置きつつ、論客としてのラシーヌの位置づけを再確認した。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (1件)
人文学論叢
ページ: 143-154