研究課題
基盤研究(C)
(1)ヨーロッパの文化史のみを対象としがちなドイツ語圏の文化学の諸手法を、地球規模の比較文化論に開いた。(2)東アジアの文学、文化の研究に、今まで無かったような清新な視点を、ドイツ語圏の人文科学の最前線で開拓されつつある理論によってもたらした。(3)ポストコロニアル理論と異なる方法により、植民地と文学との関係を分析し、植民地文学論に新たな展開をもたらした。(4)歴史学が近年発展させた「グローバル・ヒストリー」に、文化史研究によって独自の貢献をした。以上、文化学、比較文学、比較文化、東アジア文学研究、グローバル・ヒストリーそれぞれに新たな局面を切り開く、重要な成果を挙げ得たと信ずる。
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Journal of the Faculty of Letters, Chuo University (Tokyo, Japan)
巻: 245 ページ: 27-42
Weimarer Beitrage
巻: 58 ページ: 423-435
思想(岩波書店)
巻: 第1055号 ページ: 136-142
文学(岩波書店)
巻: 第12巻第6号 ページ: 171-195