研究課題
基盤研究(C)
全体として複合文化学の方法論の基礎が確立された。福田は、当初の予定通り、フランス、パリ・ソルボンヌ大学地理学科の教授・研究者との連携によって、日仏におけるワインの文化的受容の研究を深め、2013年12月13日14日の日仏シンポジウム「ワインをめぐる人を風景」を開催した。これによってワインの受容が文化的社会的背景をもつことが明らかになった。神尾は、行為としてのコミュニケーションに基礎をおくルーマンの社会理論を、日本のネット社会に応用し、日本の若者に顕著な「つながりたい」欲望の在り方を分析した。この2人の具体的で日常的な文化現象の考察により、複合文化学の在り方やその方法論が明確になった。
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Géographie et cultures, numéro spécial (dir. : Sylvie Guichard-Anguis et Nicolas Baumert)、L'Harmattan
ページ: 7-17
学術研究―人文科学・社会科学編―(早稲田大学教育・総合科学学術院)
巻: 第62号 ページ: 289-306
巻: 第62号 ページ: 253-269
巻: 第61号 ページ: 339-370
フランス人の流儀(大修館書店(単行本), 日仏経済交流会編)
ページ: 182-191
巻: 第60号 ページ: 327-352
学術研究―複合文化学科編―(早稲田大学教育学部)
巻: 第59号 ページ: 29-58
Le bon vin entre terroir, savoir-faire et savoir-boire (Dir. Jean-Robert Pitte)、Éditons CNRS (Centre National des Recherches Scientifiques)
ページ: 137-145
ユリイカ(青土社)
巻: 第45巻第10号