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2014 年度 研究成果報告書

絶対王政期におけるイタリアの文化的環境の変容および「ガリレオ事件」の位置づけ

研究課題

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研究課題/領域番号 22520338
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関京都産業大学

研究代表者

小林 満  京都産業大学, 外国語学部, 教授 (50242996)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワードイタリア文学
研究成果の概要

絶対王政の理論的な正当化が進んだ16~17世紀、カンパネッラはキリスト教的都市国家を目指し、ブルーノも社会改革に触れたが、両者とも自由に哲学することを禁じられ迫害された。
『偽金鑑識官』における原子論もガリレオを異端者と判断する原因となったが、異端審問後には、ガリレオは数学的議論として不可分者と無限について論じているものの、有限の人間の知性は無限を理解できないという慎重な態度も見せた。
ガリレオ裁判後、イタリアのガリレオ派には、マガロッティのようにリベルタン的テーマにも取り組んだ者もいたが、マルケッティによるルクレティウスの翻訳は、原子論的性格のために出版を許可されなかった。

自由記述の分野

イタリア文学

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公開日: 2016-06-03  

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