研究課題
基盤研究(C)
ロブ=グリエの後期作品を研究するための重要な手がかりを得ることができた。今回、初期作品の物語の舞台となった土地の現地調査によって得られた知見をもとに、セガレンの提唱するエグゾチスムの概念を導入してロブ=グリエの作品の再読を行い、ロブ=グリエの作品創造の源泉には多文化共生に繋がる大きな世界観が存在し、その世界観が、後期の作品まで一貫して、物語の語りの構成の変遷として表現されていることを明らかにした。
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関西大学文学論集
巻: 第63巻第1号(刊行予定) ページ: 1-18
巻: 第62巻第1号 ページ: 1-23
仏語仏文学
巻: 第37号 ページ: 37-55