研究課題/領域番号 |
22520352
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
岡田 和行 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (70143617)
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研究分担者 |
芝山 豊 清泉女学院大学, 人間学部, 教授 (20320947)
荒井 幸康 北海道大学, スラブ研究センター, COE共同研究員 (80419209)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 外国文学 / モンゴル国 / 内モンゴル / ブリヤート / カルムイク |
研究概要 |
本年度は、研究課題遂行の第三段階(最終段階)として、日本モンゴル文学会が昨年度8月15日、モンゴル国ウランバートル市で開催した国際シンポジウム「モンゴル系諸民族の近代文学――越境の観点から」に参加した内外の研究者(モンゴル国、中国、ロシア、日本)から提出された発表論文をまとめ、研究報告書の形式で刊行することを目指していたが、編集作業の遅れや資金面その他、諸般の事情から年度内の刊行が困難となったことは遺憾である。 研究代表者の岡田は本年度8月と3月、モンゴル国ウランバートル市で開催された国際学会(「モンゴル研究―その新しい傾向」「モンゴル文献学の当面する諸問題」)に出席し、研究課題に関連する発表を行った。研究分担者の芝山は、内モンゴルで現地調査を行う予定であったが、日中関係悪化が内モンゴルのホストに影響することへの配慮から現地調査を自粛し、内モンゴル社会科学院で12月に開催された国際学会への論文参加のみにとどめた。研究分担者の荒井は5月と9月、アメリカとインドで開催された国際学会(“Conference on Language and Identity in Central Asia”, “4th East Asian Conference on Slavic Eurasian Studies”)に出席し、研究課題に関連する発表を行った。国内では7月に開催された「日本国際文化学会第11回全国大会」に岡田と芝山が出席し、研究課題に関連する発表を行った。また日本モンゴル文学会の春と秋の定例研究会でも研究課題に関連する発表(岡田「モンゴル国立大学創立70周年記念国際学術会議《モンゴル研究―その新しい傾向》参加報告」、芝山「モンゴル文学における読者論の可能性」「《狼の原理》再考」、荒井「ブリヤート語書籍出版について」)があり、活発な討論が行われた。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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