研究課題
基盤研究(C)
本研究「モダニズム芸術における解釈学的戦略と救済の論理」においては、20 世紀初頭以降のヨーロッパにおけるモダニズム芸術運動が単なる美学的課題に終始していたのではなく、18 世紀以降の科学的合理主義の影響下で揺らぎはじめた伝統的宗教に代わって人間の霊性救済を最終目標としていたことを、錬金術・魔術・カバラー・神智学など西洋エソテリシズムに接続する運動とみなすことによって検証する。
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