研究課題
基盤研究(C)
唐代伝奇「枕中記」「南柯太守伝」は、人生に関する哲学的な主題を展開し、元・明の小説戯曲に大きな影響をあたえた。しかしその影響は、それより早く宋代士人たちの生き方にすでに認められる。黄庭堅は、「南柯太守伝」を老荘思想と結びつけ自らの生き方に昇華し、逆に陸游は「枕中記」の描く世俗的栄誉に反発した。本研究はこうした問題点を、宋詩の詳細な分析を通じて明らかにした。
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岡山大学文学部研究紀要
巻: 58号 ページ: 27-41
中国文史論叢
巻: 8号 ページ: 147-156
巻: 56号 ページ: 25-36
巻: 7号 ページ: 41-56
巻: 54号 ページ: 123-134