研究課題
基盤研究(C)
韓国の移住小説に現れている都市空間の分析により、(1)移住空間における領土と主権の不一致状態、即ち脱領土化が進んでいること、(2)これに対する上からの再領土化企画(強制追放等)と下からの再領土化企画(民主的な反復による法生産・柔軟な国境化)が共に進んでいること、(3)普遍的な人権に基づいた国家層位における再領土化と共に、まだ不完全ではあるが、トランスナショナルな層位における多国家市民権を通して領土と主権の矛盾を解決しようとする事情等が把握できた。
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石堂論叢
巻: 第53巻 ページ: 83-127
ローカリティ人文学
巻: 第6巻 ページ: 47-90
海外事 情研究
巻: 第39巻1号 ページ: 87-110
文学・言語 学論集、査読有
巻: 第18巻2号 ページ: 1-21
