研究課題
基盤研究(C)
印欧諸語(例:ドイツ語、古英語、古フリジア語)の曲用パラダイムの通言語的変異を人称・数・性・格の4つの次元に関する有標性制約及び忠実性制約の交互作用(最適性理論であれば、制約の相対的ランキング、調和文法であれば、制約の数値的重み付け)から派生できることに部分的に示した。更に、ドイツ語の冠詞類と形容詞類の曲用パラダイムの研究を通じて、名詞・形容詞類・冠詞類のパラダイム群が相互補完的に機能していることを示し、曲用パラダイムを名詞句の構成要素である名詞、形容詞、冠詞毎に個別に導くのではなく、名詞句において生じる構文的現象として分析することを提案した。
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日本認知言語学会論文集
巻: 第12巻 ページ: 202-210
Proceedings of the 10th International Conference on Role and Reference Grammar
ページ: 203-227