研究課題
基盤研究(C)
本研究における第一件目の成果は建設業におけるインタビュー、各種文書を含む様々なデータを収集したことである。国際的な環境で発生する多様な技師の談話の録音データは集積され、国際的建設業におけるコミュニケーションデータコーパスとなる。過去三年間に収集したデータは、アジアおよびヨーロッパ諸国で収集された、設計段階から建設過程を含めたものとなっている。収集データ内容は小規模プロジェクト、国際的大規模プロジェクトを含む、多様な組織から多数の技術者が参加したもので、英国その他の国際的建設現場における非言語コミュニケーションの使用、国際設計ミーティングの意見対立時における論証的理解等の発見がみられる。本研究の第二件目の目的である研究成果の学術出版については、2011年にJournalofEnglishforSpecificPurposesにおいて最優秀賞を受賞した。本研究の第三件目の目的は、本研究成果を東京大学大学院の生徒および国内の技術者のコミュニケーション能力向上教育に使用することであるが、この目的についても既に成果をあげており、内容は東京大学大学院社会基盤学科教授陣対象の講義、技術者を対象としたワークショップに使用され、学術記事として出版された。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件) 図書 (5件)
Civil Engineering
巻: Vol.67,No.11 ページ: 73-76
The Journal of English for Specific Purposes
巻: Vol.30 ページ: 87-100
Text and Talk
巻: Vol.30,No.1 ページ: 27-51