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2014 年度 研究成果報告書

ハンガリー語における動詞接頭辞の文法化と構文変化

研究課題

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研究課題/領域番号 22520431
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 言語学
研究機関大阪大学

研究代表者

早稲田 みか  大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (30219448)

研究協力者 オスコー ベア  
ザイツ ガーボル  
ケレステシュ ラースロー  
レーヴァイ ヴァレーリア  
エシュバッハ サボー ヴィクトーリア  
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワードハンガリー語学 / 動詞接頭辞 / 文法化
研究成果の概要

ハンガリー語動詞接頭辞の多義性は、基本的な空間的用法(イメージ・スキーマ)がメタファーやメトニミーにより意味拡張された意味ネットワークとして記述できる。完了アスペクト機能は、空間移動のイメージスキーマが、メタファーにより状態変化として捉えられ、結果状態に焦点が置かれて前景化(終端焦点化)した文法化の結果と考えられる。動詞接頭辞付加による対格の出現や、格の交替現象も、結果状態の前景化(終端焦点化)として説明できる。動詞接頭辞付加により生じる微妙な意味の差異も、移動のイメージスキーマのどの部分が前景化されるのか、背景化された過程のどの部分が活性化されるかによって説明可能である。

自由記述の分野

言語学

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公開日: 2016-06-03  

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