研究課題
基盤研究(C)
古高ドイツ語では、現代ドイツ語に比べ頻繁に副文において接続法が用いられる。この接続法は、これまで主文への従属の目印として、あるいは主文から副文への影響によると解釈されてきたが、この見解には議論の余地が残されている。特に後者の場合、なぜ本来は直説法であるはずの副文の定動詞が主文の影響によって接続法になるのか、解明されていない。そこで本研究は、副文におけるモダリテート(Modalitat)という観点からこの問題にアプローチすることを課題とした。そして具体的数値を示すことによって、この手法の限界と可能性に言及し、従来の解釈に異を唱えた。
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herausgegeben von der Gesellschaft fur Germanistik der Kansai-Universitat
巻: 56 ページ: 29-47
巻: 55 ページ: 55-74