研究課題
基盤研究(C)
(1)室町中期の古記録、広橋兼宣『兼宣公記』(記録1387~1428)、山科教言『教言卿記』(記録1405~11)、中山定親『薩戒記』(記録1418~43)、中原康富『康富記』(1417~55)を取り上げ、①記録語、②異名と唐名、③漢語表現と漢文語法、④記録語法、⑤病の語彙、⑥その他(特徴的な点)を調査し、その文献のもつ記録語と記録語法、語彙的特徴等を記述した。(2)室町中期の『看聞日記』にて、「生涯」とその熟語(及生涯、懸生涯、失生涯等)の意味を調査し、『大乗院寺社雑事記』にて、「生涯」に「命を失う」の意味が出現する時期を明らかにした。(3)中世の阿蘇文書における記録語を調査し、記述した。
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国語国文学研究(熊本大学文学部)
巻: 第四十九号 ページ: 314-330
国語語彙史の研究三十二(和泉書院)
ページ: 225-241
阿蘇カルデラの地域社会と宗教(吉村豊雄, 春田直紀編, 清文堂出版)
ページ: 233-270
巻: 第四十八号 ページ: 66-80
巻: 第四十七号 ページ: 1-16
明月記研究記録と文学(明月記研究会)
巻: 13号 ページ: 201-216