研究課題
基盤研究(C)
研究対象として用いられることの多い代表的な『平家正節』2本について、その濁点注記や送り仮名表記等について比較を行ったところ、より古いものと考えられる尾崎本で「当時において複数の読み方が考えられる場合、また一般的に少数形とされる場合に注記が付される」という傾向が顕著に見られた。すなわち、自明のものには注記がなかったと考えられ、このことからは、注記のない箇所の読みの想定が可能となる。
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言語文化学研究日本語日本文学編
巻: 8 ページ: 1-12
巻: 6 ページ: 1-12