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2012 年度 実績報告書

言語研究資料としてのコーパスデータの客観性と信頼性に関する考察

研究課題

研究課題/領域番号 22520494
研究機関名古屋大学

研究代表者

大名 力  名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (00233205)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード言語学 / コーパス / 文法 / 語法
研究概要

前年度に引き続き,“コロケーション”研究で用いられる語と語の共起性の指標のうちt-scoreとMI-scoreを取り上げ,スコアの信頼性と妥当性についてさらに詳しく検討するとともに,最終年度として3年間の研究全体のまとめを行い,特に,心的実在物としての文法 (I言語) を研究する立場から,コーパスデータの文法研究資料としての性質,利用に際しての注意点について体系的に検討し,それまでの研究成果を有機的に統合することを試みた。また,コーパスデータの客観性・信頼性を高めるための具体的な方策として,チェックポイントのリスト化・共有,処理内容の明示化,仮説・前提の明示化,複数のコーパスでの検証,スコアの計算式・基準値の根拠等の明示化・検討,研究者間での情報の共有などを進めることの重要性・必要性を具体例を基に検討した。チェックポイントの一部は堀正広編『これからのコロケーション研究』(2012)において公開した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] “コロケーション”と共起性の指標の信頼性と妥当性について2012

    • 著者名/発表者名
      大名力
    • 雑誌名

      Ex Oriente (大阪大学言語社会学会)

      巻: 19 ページ: 25-52

  • [図書] 言語研究のための正規表現によるコーパス検索2012

    • 著者名/発表者名
      大名力
    • 総ページ数
      216
    • 出版者
      ひつじ書房
  • [図書] 学習英文法を見直したい2012

    • 著者名/発表者名
      大津由紀雄
    • 総ページ数
      300
    • 出版者
      研究社

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公開日: 2014-07-24  

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