研究課題/領域番号 |
22520503
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
山口 美知代 京都府立大学, 文学部, 准教授 (50259420)
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キーワード | 正書法 / 表音式綴り字 / 標準発音 / 表音式速記 |
研究概要 |
23年度、口頭発表した研究成果を英語論文として執筆し、投稿した。『近代英語研究』(平成22年5月に口頭発表)、『バーナード・ショー研究』(22年6月に口頭発表)、『現代英語談話会論集』に投稿し、『バーナード・ショー研究』と『現代英語談話会論集』に論文が掲載された。 ロンドン大学ユニヴァーシティカレッジの夏期音声学セミナー(8月1日~15日)に参加し、海外共同研究者John Wells氏と討議した。また、図書館、公文書館でイギリスにおける19-20世紀英語綴り字改革運動および英語学・言語学研究についての公刊・未公刊の文献収集を行った。 また、研究協力者の兼子次生氏とともに昨年度から開催している速記・言語科学研究会の研究大会を9月に福井県立大学で開催し、イギリスにおける速記と音声学と綴り字改革の関連について、口頭発表した。 共同研究者John Wellsロンドン大学名誉教授を、京都府立大学に招へいし(他学会の招へいにより来日)、「英語の方言、訛り」についての公開講演会を開き、学内外から100名あまりの出席者をえた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
刊行した論文の数は当初の予定数(3本)に及ばず2本であったが、それにつながる資料収集や、口頭発表は順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度として、成果の公表に向け、研究成果に関する英語論文の発表を中心的に行う。そのなかには、これまでに日本語で書いた論文を英語に翻訳する(加筆修正を含む)ものも含む。また、綴り字改革運動が英語標準発音の統一を目標にしていたことに関連して、世界の諸英語の発音の多様性と綴りについての考察も現地調査を含めて考える。
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