研究課題/領域番号 |
22520506
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研究機関 | 宮崎公立大学 |
研究代表者 |
福田 稔 宮崎公立大学, 人文学部, 教授 (00228917)
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研究分担者 |
古川 武史 福岡工業大学, 社会環境学部, 准教授 (80238667)
北峯 裕士 北九州市立大学, 外国語学部, 教授 (30234272)
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キーワード | 統語論 / 生成文法 / ミニマリスト・プログラム / 主語 / 左周辺 |
研究概要 |
■活動の概要 主語の特異性に関する研究を行うために、11月までは主として最近出版された文献等の収集と、その内容紹介、また、それを利用した論文執筆を行った。後半は、平成23年度には国内の学会でワークショップを開くことを目標として、準備を行った。「左周辺と主語について」「節と名詞句について」「主語と移動規則について」という3つのテーマをそれぞれの研究リーダー(順に古川(分担者)・福田(代表者)・北峯(分担者))が中心となって着実に研究を進めた。 ■研究会と学会 下記の期日と場所で研究会を開催した。平成22年8月6日、福岡市(福岡工業大学)、11月2日~3日、宮崎市(宮崎公立大学)、12月12日、福岡市(福岡工業大学)、平成23年1月23日、福岡市(福岡工業大学)、3月6日~3月8日、宮崎市(宮崎公立大学)、3月28日一3月30日、北九州市(北九州市立大学)。学会には、8月11日から16日まで中国・北京市(北京言語文化大学)で開催されたGLOW(Generative Linguistics in Old World)in Asiaに福田(代表者)・北峯(分担者)・古川(分担者)の3名で参加した。また、福田(代表者)は3月9日~12日に国立国会図書館で資料調査を行い、東京心理言語学会(慶応義塾大学)に参加した。 ■研究の公表 購入した文献や得られた資料などを利用して論文を執筆した。福田(代表者)と古川(分担者)の共著「空移動仮説と主語の獲得」は『宮崎公立大学人文学部紀要18』に掲載された(平成23年3月)。また、福田(代表者)は書評論文を執筆した(投稿済みで現在審査中)。研究活動の公開報告のためにwebページを作成し、活動の概要を掲載した。
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