• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 実績報告書

アイデンティティ形成に関する言語教育とその教師養成・研修プログラムの実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22520540
研究機関早稲田大学

研究代表者

細川 英雄  早稲田大学, 大学院・日本語教育研究科, 教授 (80103604)

研究分担者 舘岡 洋子  早稲田大学, 大学院・日本語教育研究科, 教授 (10338759)
池上 摩希子  早稲田大学, 大学院・日本語教育研究科, 教授 (80409721)
キーワード言語教育 / アイデンティティ / 教育実践 / 実践研究 / 言語活動 / 自分誌 / 教師養成
研究概要

今年度は、前年度に引き継ぎ、学習者のアイデンティティ形成に関わる教育実践理論の構築をめざした。
前年度までに得たさまざまなアイデンティティ形成に関わる実践観察記録の集積をもとにその成果をML上で共有し,分析作業を行うとともに、前年度末に行った国際シンポジウムと研究集会の集約として、細川英雄編『言語教育とアイデンティティ-ことばの教育実践の可能性』(春風社)を刊行した。
この間、7月・10月・1月・3月に研究会を開催し、言語教育とアイデンティティに関する知見を共有し、その成果を中間報告書「アイデンティティ形成に関する言語教育とその教師養成・研修プログラムの実践的研究」として集約・公開した。
また、1月よりインターネット上でのプログラムによりフランス・リール第3大学との間でアイデンティティ形成に関する言語教育の実践を実施し、3月には、2月下旬に当地にてワークショップを行った。この一連の実践は、教師研修としての活動型理論を実践したもので、学習者のアイデンティティ形成に関わる教育実践理論の構築へ大きく寄与するものと考える。この成果は、24年度にリール第3大学ネット対話プロジェクトの実践として公開の予定である。
同時に、インターネット上の教師研修プログラムの開発を行い、これを実施に移すべく現在、広報活動中である。最終年度4月から、この実施に向けて活動を始める。また、この成果を、次年度9月上旬に開催予定の国際シンポジウム及び研究集会に反映させるべく、現在準備中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当該年度に実施した研究成果について、交付申請書に記載した「研究の目的」・「研究実施計画」に照らし、その具体的内容・意義・重要性等は、おおむね順調に進展していると言える。

今後の研究の推進方策

次年度は、今年度に開発したインターネット上の教師研修プログラムを実施すべく現在、広報活動中である。最終年度4月から、この実施に向けて活動を始める。また、この成果を、次年度9月上旬に開催予定の国際シンポジウム及び研究集会に反映させるべく、現在準備中である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 2011 その他

すべて 学会発表 (1件) 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 日本語教育学の専門性とは何か-早稲田大学大学院日本語教育研究科での議論を手がかりに-2011

    • 著者名/発表者名
      細川英雄
    • 学会等名
      日本語教育学会国際大会
    • 発表場所
      天津(中国)(招待講演)
    • 年月日
      2011-08-20
  • [図書] Japanese la guage education : a Bridge between Language & culture2012

    • 著者名/発表者名
      M.V.Lakshmi, Hideo Hosokawa, P.A.George
    • 総ページ数
      342
    • 出版者
      Northern Book Centre, New Delhi
  • [図書] 言語教育とアイデンティティ-ことばの教育実践の可能性2011

    • 著者名/発表者名
      細川英雄
    • 総ページ数
      263
    • 出版者
      春風社
  • [備考]

    • URL

      http://www.gsja1.jp/hosokawa/

URL: 

公開日: 2013-06-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi