日本人教師が外国人指導助手(ALT)と共に行うティーム・ティーチング(TT)は,小・中学校双方の英語の授業で極めて一般的な指導形態である。小学校英語活動の主な指導者は英語が専門でない学級担任が大半であるため,大学の英語教員養成では,中学校だけでなく小学校でも英語指導の中心となり,効果的にTTを行える力を育成する必要がある。そこで本研究は,大学で英語教員養成を担当する英語話者教員と日本人教員が連携し,英語教師を志望する学生を対象として,13の下位プログラムから成る TT基礎能力育成のプログラムを構築した。
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