研究課題/領域番号 |
22520561
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
小山 由紀江 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20293251)
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研究分担者 |
田中 省作 立命館大学, 文学部, 教授 (00325549)
杉森 直樹 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (40216338)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | CAT / LRT / コーパス / 科学技術英語 / 重要語彙 / 重要語句 |
研究概要 |
本研究の目的は、理工系大学生の語彙・語句に関する英語力を測定するため、科学技術コーパスの分析に基づいたコンピュータ適応型テスト(CAT)を作成し、理工系学生の英語教育に資することである。これまでコーパスの拡充、重要語句や語彙の抽出法、またCATの項目難易度推定の言語テスト理論の研究を進めてきたが、平成24年度はこれらの集大成として重要語彙・語句のテスト項目を含むアイテムバンクを完成しCATを実施した。 まず、教育評価には連続尺度に基づくIRTより順序尺度に基づく言語テスト理論Latent Rank Theory (LRT)の方が適切であることから、本研究のCATにはLRTを採用することにした。 年度半ばに科学技術コーパスの分析から重要語句(4-gram, 5-gram)を抽出したが、精選後80の語句を選定してテスト項目のターゲットと定めた。さらに10月、科学技術コーパスの文例を考慮し、文中空所補充式のテスト項目を作成した。23年度に予備試験を実施した語彙150項目とのアンカーアイテム(16項目)を含め計96問を使用して、11月に74名に予備テストを実施した。また5-8のランク設定で分析しその結果(モデルフィット)により最適なランクとして、中間値が無い6ランクを採用した。アイテムバンクの項目数は(語彙150+語句80)合計230問である。 1月にmoodleのCATモデュールを利用して科学技術英語CATのパイロット試験を2クラス計80名の学生を対象に実施した。実験結果の分析により、終了条件の設定、前段階の試験項目の選択に共に問題があることが明らかとなった。今回実施したCATの結果は科学技術英語統一試験結果との相関が0.63-0.65であり一定の妥当性は示せたが、十分なシミュレーション、適格な終了条件の設定等、より正確な受験者の能力測定を実現するための今後の課題が明らかとなった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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