研究課題/領域番号 |
22520603
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研究機関 | プール学院大学 |
研究代表者 |
ALAN Bessette プール学院大学, 国際文化学部, 教授 (50288990)
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研究分担者 |
権 瞳 プール学院大学, 国際文化学部, 准教授 (70288992)
佐藤 恭子 追手門大学, 国際教養学部, 教授 (30205976)
有馬 淑子 京都学園大学, 人間文化学部, 准教授 (40175998)
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キーワード | CALL / eラーニング / 学習ストラテジー / 自律的学習 / メタ認知 / ストラテジー訓練 |
研究概要 |
本研究は、CALL(Computer Assisted Language Learning)を利用した外国語学習において、学習者がどのようにコンピュータ教材を利用しているのか、また学習においてどのような学習ストラテジーを用いているのかを検討することを目的としている。このために、(1)画面録画ソフトを用いて学習活動状況の記録・分析、(2)学習内容や学習達成度、及び学習ストラテジー等を記録する学生によるポートフォリオの活用指導、およびその分析、そして最終的に(3)これら2つの観点から学習実態を多角的に分析し、その結果と英語力の伸長との関係について実証的に検証することとした。 平成23年度は、前年度のパイロットスタディをもとにしてデザインに調整を加えた上で、前期中に本格的な調査を実施した。同時に集計用ソフトの微調整を行った。また、前期中の調査によって明らかとなったCALL教材の利用の実態、成績との相関から指導案を策定して、指導を加えた上で、再度学生の学習行動を録画し、指導によって学習行動にどのように影響が現れるかを調査した。23年度前期終了後は、得られたデータを収集・分析し、中間発表のためのまとめを行い、EuroCALL、大学教育研究フォーラムなど、関係学会で中間発表を実施した。これまでの研究結果や、学会で得られた知見をもとに、最終年度には、不足している情報を収集するために必要な質的研究の方法を検討する他、より効果的と思われる学習指導の方法の検討も行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
22年度の遅延については23年度前半に取り戻し、おおむね順調に進展することとなった。その結果、当初の研究目的もほぼ達成はしている。
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今後の研究の推進方策 |
24年度前期では、前年度までに明らかになったCALL教材の利用の実態、成績との相関、効果的な学習に必要なインターフェースの条件、学習ストラテジーに関するデータをまとめる。その上で、不足した情報を補うために、インタビュー調査などの質的調査を実施し、これらの結果をもとに、さらに有効と考えらえる学習支援指導案を策定し、学習者がより自律的に学習できるような支援プログラムを提示する。24年度後半は、研究の総括を行い、3年間のまとめとして研究報告を口頭および文書にて行う。
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