研究課題/領域番号 |
22520629
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研究機関 | 国立音楽大学 |
研究代表者 |
林 千代 国立音楽大学, 音楽学部, 教授 (30365522)
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研究分担者 |
渡邊 泉(金泉) 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (40365523)
大畑 甲太 フェリス女学院大学, 文学部, 准教授 (00407181)
飯島 優雅 獨協大学, 経済学部, 准教授 (50337838)
藤井 彰子 聖心女子大学, 文学部, 講師 (60365517)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | L2リーディング / L1リーディング / モチベーション / 読解力 |
研究概要 |
三年間にわたる本研究の最終年度の研究活動として、本年度は以下にあげる4点の研究活動を行った。 1)L1におけるリーディングモチベーションとConcept Oriented Reading Instructionの調査:過去二年間にわたって米国で視察・調査した結果をまとめ、論文執筆および学会発表(JACET)を行った。 2)モチベーションを高めるL2リーディングの指導法研究:L1からの示唆を踏まえて、日本人大学生ののL2(英語)リーディングモチベーションを高めるのに効果的な読解指導法について研究・実践し、論文執筆および学会発表を行った。 3)報告書の作成:三年間の研究実績をまとめて、「L2学習者のリーディングモチベーション研究と読解モデル(認知・情意面)の構築(科学研究費補助金研究成果報告書)」を作成し、研究成果を報告した。 4)アンケート調査の分析:L2学習者のリーディングモチベーションアンケートの結果を統計を用いて、分析した。結果については今後学会発表を行う。 現在、本研究は継続中であるが、三年間の研究成果として、以下のことが明確になった。1)L1リーディングと同様に、L2リーディングに対するモチベーションは、学習者の読解力を伸ばすために重要な役割を果たすこと、2)モチベーションを高めるためのL2リーディング授業を行うことにより、L2リーディングモチベーションが大きく変化すること、特に、絵本や児童文学を教材として導入することにより、学習者のモチベーションが高まった、3)L1における読解指導法(CORI)からの示唆がL2における読解指導にも効果がある、などである。今後も研究を継続し、L2学習者の読解力を高めるために効果的な「L2リーディングモチベーションを高める指導法」について研究と実践を行う所存である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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