研究概要 |
引き続き、国内における文献や資料・史料収集を継続する傍ら、オーストラリア学会の全国研究大会への参加や各種研究会へ参加することで、最新の研究成果の情報収集や研究者との情報交換を行ってきた。例えば、本年度も名古屋商科大学の鎌田真弓教授が研究代表を務めている「アラフラ海域における越境と管理」の研究会に継続して参加し、情報の収集や研究者との意見交換を行った。また、平成25年11月に大阪大学で開かれたフォーラム“History, Nationalism and Globalization: the History Wars, National Curriculums and History in Society”(大阪大学文学部西洋史研究室 藤川隆男教授主催)にコメンテーターとして参加した際、本研究によって得た知見を有効に活用することができた一方、多くの参加者から新たな知見を得たり、意見交換を行うことができた。 オーストラリアにおける資料・史料収集も継続して行い、最新の文献や論文の入手を鋭意進めた。また、前年度同様、日系人移民研究者であるクィーンズランド大学の永田由利子先生に現地で会い、この間のオーストラリアにおける日豪研究に関する動向や新資料の紹介など、多くの有益な情報を提供していただいた。 なお、『パブリック・ヒストリー』第11号(2014年2月出版)に大阪大学でのフォーラムの成果が掲載されている。
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