研究課題/領域番号 |
22520648
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
保坂 裕興 学習院大学, 文学部, 教授 (30219159)
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研究分担者 |
高埜 利彦 学習院大学, 文学部, 教授 (90092254)
安藤 正人 学習院大学, 文学部, 教授 (90113422)
入澤 寿美 学習院大学, 計算機センター, 教授 (20101587)
森本 祥子 学習院大学, 文学部, 助教 (80342939)
針谷 武志 別府大学, 文学部, 教授 (60316932)
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キーワード | 学校アーカイブズ / 記録管理 / 電子記録 / 国際標準 / アーカイブズ学 / 歴史情報資源 / アーキビスト / 大学アーカイブズ |
研究概要 |
本年度は、第1に、国際的な標準・指針および先行事例の検討・評価、第2に、学習院の各学校・法人・教学各部門におけるアーカイブズ/記録の保管状況等と、学校施設外の関係者が保有するアーカイブズ資料の所在状況調査、第3にアーカイブズ・プログラムの基本設計とそれを具体化するプログラムの策定を行った。ほぼ月例で研究会を開催し、合計7回の研究会で14本の研究報告を得た。 そこで取り扱った内容は、1)研究対象とする学習院の年史編纂とアーカイブズ活動-現状と課題-、2)他大学におけるアーカイブズ機関の規程、3)電子記録管理の標準と学習院大学における情報ネットワークの現状、4)アメリカ・アーキビスト協会によるアーカイブズ機関の施設と設備に関する指針および学習院アーカイブズの施設案、5)学習院アーカイブズの規程案、6)大学アーカイブズの理論・実践論(公開研究会において)、7)規程・施設・活動方針に関する補足・検討すべき課題であった。 とりわけ、国際アーカイブズ会議が刊行した電子記録管理業務マニュアル(2005)やアメリカ・アーキビスト協会の施設ガイドライン(2009)等の標準や指針は、部分的ながらも翻訳が行われ、はじめて本格的な検討が行われた。2011年度はこれらを踏まえながら研究を展開させることとなる。
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