研究課題
基盤研究(C)
九州と中国地方には、トウボウと唐人町という中世の「外国人居留地」を示すと考えられる地名がのこっている。本研究では、これらの地名をめぐる研究史を整理し、問題の所在を明らかにした。その上で、現地調査を実施し、沖縄や東南アジアとの比較史的な観点を持ちつつ、これらの地名を残す地域の空間構成の特徴について考察した。あわせて中世港湾=坊津についての史学史的研究を行い、今後の研究の土台を提供した。
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古代中世の境界意識と文化交流
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森克己著作集4月報、勉誠出版
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日本の対外関係4倭寇と「日本国王」、吉川弘文館
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http://www.honey.ne.jp/~szell