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2012 年度 研究成果報告書

戦後保守思想の形成に関する史的研究-国家主義・皇国主義との関係を中心に-

研究課題

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研究課題/領域番号 22520670
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関神戸大学

研究代表者

河島 真  神戸大学, 大学院・人文学研究科, 准教授 (00314451)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード歴史学 / 日本近現代史 / 思想史 / 保守思想 / 国家主義 / 皇国主義
研究概要

戦前は師範学校長、高等女学校長を、戦後は私立中学・高校長、短期大学教員を歴任した人物の思想を取り上げ、こうした在野知識人における個人より国家や天皇・皇室に高い価値を置く保守思想は、戦中に生徒や国民を鼓舞して戦争に駆り立てたことについての反省が薄く、むしろ戦後の教職追放を不本意で苦痛な体験として自覚することで戦前から戦後に持ち越されるが、その言説は戦後高まった功利主義・利己主義的な風潮への批判の言説として新たな役割を与えられ、質的な転換を遂げた上で戦後社会に一定の位置を占めたことを明らかにした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 新日本同盟の基礎的研究2013

    • 著者名/発表者名
      河島真
    • 雑誌名

      神戸大学文学部紀要

      ページ: 37-74

  • [備考]

    • URL

      http://www.lit.kobe-u.zu.jp/~mkawa/

URL: 

公開日: 2014-08-29  

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