研究課題
基盤研究(C)
本研究は、魚問屋が漁民に対して必要経費・諸物資を「仕入」(前貸)し、その見返りに自己の「魚市場」での漁獲物販売を義務づける魚問屋仕入制度の分析を通じて、近世期の漁村の内部構造を明らかにした。主として長門・周防両国(現・山口県)地域を中心に、その実態解明を行い、漁村の編成の在り方や階層構造、漁業の再生産における仕入と魚市場の役割について明らかにするとともに、瀬戸内海・日本海という異なる海域における漁村の地域類型の析出を試みた。
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やまぐち学の構築
巻: 9号(頁未定)
巻: 9号 ページ: 25-41
巻: 8号 ページ: 35-49
巻: 7号 ページ: 47-64