研究課題
基盤研究(C)
日本近世における労働者社会について、大坂や萩など地方城下町を素材にして検討した。とりあげたのは、港湾で荷役に従事する仲仕、藩に雇用された奉公人、あるいは木綿の加工過程に従事するものなどである。そしてかれらの労働に吸着しようとする業者が成長する一方で、そうした雇用労働のなかには、独自の共同性を維持し、さらには強固な組織を発達させるものもあったことを明らかにした。
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シリーズ伝統都市 1 イデア
ページ: 131-156
歴史評論
巻: 721 ページ: 56-70