研究課題
基盤研究(C)
日本古代社会における文字文化の受容と展開について、具体的な様相を明らかにし、中世以降に盛行する往来物や書札礼の成立についての見通しを立てた。敦煌文献や法帖として残る書儀や月儀の分析を通して、唐代の双鉤填墨技法による書法が将来されたことによって、日本古代の書儀が成立したことを示した。書儀は書状の模範例文であると同時に書の手本であり、中世以降の往来物が初学者の教科書であるのも、その本来のあり方を継承したものであるといえる。
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美夫君志
巻: 87号
愛知県立大学文字文化財研究所年報
巻: 6号 ページ: 1-16
東方学
巻: 125号 ページ: 150-157
ACTA ASIATICA
巻: 99号 ページ: 39-58
『法制史研究』(台湾・台北)
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