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2013 年度 研究成果報告書

宮廷儀礼の装束と支配秩序の相互作用に関する史料学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22520695
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関京都造形芸術大学

研究代表者

末松 剛  京都造形芸術大学, 芸術学部, 准教授 (20336077)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード日本文化史 / 宮廷儀礼 / 装束 / 支配秩序 / 史料学
研究概要

宮廷儀礼における装束記事を支配秩序との関連性に留意しつつ読解し儀礼の場を分析する、そのような儀礼研究のための史料学的研究を四年間にわたり追求した。その方法と成果は次の通りである。
一つには、装束故実書の史料調査である。それらは宮廷儀礼の場における装束の担う役割を反映し、装束の政治文化的意味を追求するうえで着目すべき点を示唆するものといえよう。そこで書誌情報と内容の収集整理に努めた。もう一つには、宮廷儀礼絵画の研究である。それらは装束を故実に照らして正確に描いている。そこで絵巻を描くにあたり準拠した事例を検証し、宮廷儀礼に関する歴史史料としての有用性を明らかにした。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2014 2012 2011 2010

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 九条兼実の「宇治入り」2012

    • 著者名/発表者名
      末松剛
    • 雑誌名

      鳳翔学叢

      巻: 第8輯 ページ: 9-49

  • [雑誌論文] 『年中行事絵巻』巻15「関白賀茂詣」の公卿行列について2011

    • 著者名/発表者名
      末松剛
    • 雑誌名

      古代文化

      巻: 63巻3号 ページ: 133-144

    • 査読あり
  • [学会発表] 『賀茂臨時祭絵巻』(京都産業大学図書館所蔵)の再検討―当該期記録史料の検討から―2014

    • 著者名/発表者名
      末松剛
    • 学会等名
      賀茂関係絵画資料研究会
    • 発表場所
      京都産業大学図書館
    • 年月日
      2014-01-23
  • [学会発表] 儀礼運営における故実情報の伝来―儀礼・故実史料としての日記と書状―2010

    • 著者名/発表者名
      末松剛
    • 学会等名
      国際日本文化研究センター共同研究会「日記の総合的研究」
    • 発表場所
      国際日本文化研究センター
    • 年月日
      2010-09-11
  • [図書] 平安宮廷の儀礼文化2010

    • 著者名/発表者名
      末松剛
    • 総ページ数
      349
    • 出版者
      吉川弘文館
  • [図書] 王朝文学の服飾・容飾「摂関家と服飾―柳下襲故実を手がかりとして―」2010

    • 著者名/発表者名
      河添房江編 (末松剛)
    • 総ページ数
      50-71
    • 出版者
      竹林舎(所収)

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公開日: 2015-07-16  

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