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2012 年度 実績報告書

畿内近国小藩領における大庄屋機能の研究―播州福本藩領鵜野金兵衛家の活動を中心に―

研究課題

研究課題/領域番号 22520697
研究機関神戸女子大学

研究代表者

今井 修平  神戸女子大学, 文学部, 教授 (00131540)

研究分担者 東谷 智  甲南大学, 文学部, 教授 (10434911)
鎌谷 かおる  神戸女子大学, 文学部, 講師 (20532899)
村田 路人  大阪大学, 文学研究科, 教授 (40144414)
志村 洋  関西学院大学, 文学部, 教授 (90272434)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード日本史 / 江戸時代 / 播磨国 / 小藩領 / 大庄屋 / 畿内近国 / 領域支配 / 広域支配
研究概要

本研究は、畿内近国の外様小藩領を対象に、領主支配・領域経済・広域支配を支える大庄屋の役割と、播磨国の地域的特性を解明することを目的として、おもに播磨国福本藩(池田家)の大庄屋、鵜野金兵衛家文書の調査・分析を中心に福本藩領域村々の古文書調査と、藩主池田家関係史料の調査を行ってきた。平成24年度の研究実績は以下の通りである。
(1)鵜野金兵衛文書のうち「天保十五年御領分御用向諸日記」を翻刻するとともに数次の校訂を加えて印刷・製本し、近畿圏を中心とする日本史研究室のある大学、研究機関、公共図書館と、大庄屋制・地域史・領主制など関連する研究課題をもつ日本史研究者に配布した。
(2)福本池田家の分家、屋形池田家の支配領域で福本領に隣接する兵庫県神崎郡市川町屋形地区の区有文書調査と写真撮影をおこなった。もともと福本藩領として一体であった屋形領が分家の旗本池田家領となった後の領域支配や大庄屋相互の関係、経済領域の一体性などを解明する端緒となる史料を収集することができた。また、岡山大学付属図書館に出張し、鳥取藩と並ぶ、福本池田家のもうひとつ本家に当たる岡山藩池田家の藩政史料の調査を行った。その結果として年貢徴収システムなど藩の領域支配のあり方に、播磨国の他藩領とは異なる池田家としての共通性を見出すことができた。さらに神奈川県逗子市立図書館に出張し、幕末維新期の福本藩主関係文書の調査を行った。
(3)年に三回の研究会を実施した。報告や討議をふまえて、研究代表者、研究分担者、研究協力者がそれぞれ論文執筆の予定である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

(1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 播磨国福本藩における免定の成立についてー文書様式の観点からー2013

    • 著者名/発表者名
      東谷智
    • 雑誌名

      甲南大学紀要

      巻: 163号 ページ: 16-19

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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