研究課題
基盤研究(C)
明代中国の辺疆防衛と外交とはどのように有機的に連関しつつ展開したかを、人事・政策・朝鮮との関係から解明することが本研究の目的であった。特に遼東鎮という東北辺を占める軍管区を取り上げて、詳細な検討を行った。その結果は『明代遼東と朝鮮』汲古叢書113、(汲古書院、2014年)にまとめて刊行した。明朝が主催する宗藩関係において、朝鮮は安全保障の観点から、中国の辺疆防衛と密接に関連しながら政策展開したことを明らかにした。
すべて 2014 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (6件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)
(中央大学人文科学研究所)人文研紀要
巻: 77 ページ: 77-109
弘末雅士編『越境者の世界史─奴隷・移住者・混血者─』(春風社)
ページ: 27-144
巻: 72 ページ: 91-134
『情報の歴史学』中央大学人文科学研究所研究叢書(中央大学出版会)
巻: 52 ページ: 273-304
海域交流と政治権力の対応東アジア海域叢書(汲古書院)
巻: 2 ページ: 61-84
巻: 68(創立30周年記念号II) ページ: 133~167