研究課題
基盤研究(C)
本研究は,第一次世界大戦後のドイツ・中欧地域において国民国家体制が再編されることによって生み出されたマイノリティ問題の展開をたどり,この問題が第二次世界大戦末から戦後にかけて大規模な住民移動・追放に帰着したことを,とりわけ国内政治と国際政治が交錯する相互関係史の視点から問い直そうとした。研究の結果,この時期のマイノリティ問題がドイツ・中欧地域の相互関係にとってこれまで考えられてきた以上に重要であることが明らかになった。
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東京外国語大学論集
巻: 85 ページ: 277-294
巻: 84 ページ: 199-217
巻: 83 ページ: 143-161
巻: 81 ページ: 243-260
巻: 80 ページ: 105-122