研究課題
基盤研究(C)
マックス・ウェーバーは職業労働に臨む態度を「伝統主義」、「幸福主義」、「資本主義の精神」という三つのカテゴリーに識別した。この分類を使うと、ヨーロッパの主流は「幸福主義」ではないかと考えられる。それを支えたのは贈与の精神である。しかしウェーバーの考察には贈与行為の占める場所がない。ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』に代わる『プロテスタンティズムの倫理と贈与の精神』を構想するという課題を発見した。
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人文学論集
巻: 30 ページ: 37‐77
人間科学:大阪府立大学紀要
巻: 7 ページ: 59‐91
巻: 29 ページ: 17‐37