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2012 年度 研究成果報告書

刃部研ぎ分け紋様を有する武器形青銅器の施紋研磨技術と系統解明の ための実験的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22520767
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学
研究機関山口大学

研究代表者

村田 裕一  山口大学, 人文学部, 准教授 (70263746)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード武器形青銅器 / 研ぎ分け紋様 / 研磨技術
研究概要

検見谷・目達原銅矛により,研ぎ分け紋様に6類型を設定した。また,研ぎ分け紋様の製作過程について,高度に管理された製作様式と,粗放な製作様式が存在していたこと,鋳造・整形研磨・施紋研磨の各工程が,一連で製作管理されていたことを明らかにした。そして,研ぎ分け紋様の設計上の基本方針を解明した。施紋研磨工具として,JIS 規格#2000 よりも細粒の砥石を最有力の候補として推定した。幅狭と幅広の研ぎ分け紋様との間には,直接的な系統関係は見出せないことが判明した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 刃部研ぎ分け紋様を有する武器形青銅器の研究 -検見谷銅矛・目達原銅矛による紋様の類型化を中心として-2012

    • 著者名/発表者名
      村田裕一
    • 雑誌名

      山口大学考古学論集

      ページ: 133-150

  • [雑誌論文] 国宝島根県荒神谷遺跡出土品の再修理 銅矛の新知見2011

    • 著者名/発表者名
      増田浩太・村田裕一
    • 雑誌名

      文化財

      巻: 578号 ページ: 88-89

  • [学会発表] 検見谷銅矛・目達原銅矛に見られる研ぎ分け紋様の検討2012

    • 著者名/発表者名
      村田裕一
    • 学会等名
      アジア鋳造技術史学会 2012 年愛媛大会
    • 発表場所
      愛媛大学(松山市)
    • 年月日
      20120825-26

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公開日: 2014-08-29  

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