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2012 年度 研究成果報告書

炭素 14 年代による縄紋集落の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22520774
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学
研究機関中央大学

研究代表者

小林 謙一  中央大学, 文学部, 教授 (80303296)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード炭素 14 年代測定 / 縄紋時代
研究概要

神奈川県大日野原遺跡の縄紋中期重複住居、および愛媛県上黒岩第2岩陰の縄紋早期岩陰居住を発掘調査し、年代測定をおこなった。山梨県堰口遺跡の火災住居構築材の準ウイグルマッチングなど縄紋中期を中心に測定し、先史時代集落の継続期間や住居の構築・作り替えの時間を検討した。住居作り替えが 10~15 年程度が平均的で数年間で作り替えた例も指摘でき、縄紋では住居構築時に木材はその都度に伐採した可能性や、廃絶後 10 年以内で埋没した例と 300 年以上窪地が残った例を確認した。多様な集落景観から、移住・定住を含め様々な居住形態が復元可能である。

  • 研究成果

    (19件)

すべて 2013 2012 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) 図書 (7件) 備考 (3件)

  • [雑誌論文] 韓国青銅器時代集落の炭素 14年代測定2013

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 雑誌名

      『紀要』史学

      巻: 第58号 ページ: 1-40

  • [雑誌論文] 日本先史・古代竪穴住居の構築材の年代測定による住居構築年の研究2012

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 雑誌名

      国立歴史民俗博物館研究報告

      巻: 第176集 ページ: 5-56

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 縄紋時代竪穴住居跡埋没過程の研究2012

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 雑誌名

      国立歴史民俗博物館研究報告

      巻: 第172集 ページ: 197-208

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 韓国新石器時代隆起文土器と日本縄紋時代早期~前期の年代-蔚山市細竹遺跡出土試料の炭素 14 年代測定-2012

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 雑誌名

      中央大学文学部紀要 史学

      巻: 第57号 ページ: 1-69

  • [雑誌論文] 縄紋時代盛土遺構の炭素 14 年代測定研究2011

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 雑誌名

      中央大学文学部紀要 史学

      巻: 第56号 ページ: 1-68

  • [学会発表] 北海道帯広市内出土縄紋時代早期土器付着物の炭素 14 年代2013

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 学会等名
      第15回AMS シンポジウム(J-AMS-15)
    • 発表場所
      名古屋大学(名古屋)
    • 年月日
      2013-01-10
  • [学会発表] 炭素 14年代測定を利用した縄紋時代中期重複住居群の分析2012

    • 著者名/発表者名
      小林謙一・矢島良多・河本雅人
    • 学会等名
      日本考古学協会第78回総会研究発表
    • 発表場所
      立正大学(東京)
    • 年月日
      2012-05-27
  • [学会発表] 遺物出土状態からみた竪穴住居の埋没過程の復元-福島県井出上ノ原遺跡 45 号住居跡を対象に-2011

    • 著者名/発表者名
      小林謙一・大網真良
    • 学会等名
      日本考古学協会第77回総会
    • 発表場所
      國學院大学(東京)
    • 年月日
      2011-05-29
  • [学会発表] 狛江市弁財天池遺跡の火災住居における炭素 14 年代測定2011

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 学会等名
      AMS 研究協会第13回研究発表会
    • 発表場所
      山形大学
    • 年月日
      2011-01-29
  • [図書] 中央大学文学部考古学研究室調査報告1 井出上ノ原遺跡 2006・2007 年度2013

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 総ページ数
      86
    • 出版者
      中央大学文学部
  • [図書] 中央大学文学部考古学研究室調査報告2 大日野原遺跡第3 次調査遺構編2013

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 総ページ数
      38
    • 出版者
      中央大学文学部
  • [図書] 東アジア定住化過程の研究 国立歴史民俗博物館研究報告 172 集2012

    • 著者名/発表者名
      小林謙一・工藤雄一郎
    • 総ページ数
      475
    • 出版者
      国立歴史民俗博物館
  • [図書] 縄文はいつから!?地球環境の変動と縄文文化増補版2012

    • 著者名/発表者名
      小林謙一・工藤雄一郎
    • 総ページ数
      258
    • 出版者
      新泉社
  • [図書] 縄文研究の新地平(続々)~縄文集落調査の現在・過去・未来~2012

    • 著者名/発表者名
      小林謙一・黒尾和久
    • 総ページ数
      242
    • 出版者
      六一書房
  • [図書] 発掘で探る縄文の暮らし 中央大学の考古学2011

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 総ページ数
      142
    • 出版者
      中央大学出版部
  • [図書] シリーズ遺跡を学ぶ 70 縄紋文化のはじまり 上黒岩岩陰遺跡2010

    • 著者名/発表者名
      小林謙一
    • 総ページ数
      93
    • 出版者
      新泉社
  • [備考] 中央大学考古学ゼミ HP

    • URL

      http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~atamadai/

  • [備考] 中央オンライン 炭素14年代測定による新・考古学

    • URL

      http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20100527.htm

  • [備考] 中央オンライン 土器はいつから? 人類文化の画期を探る

    • URL

      http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/opinion/20120820.htm

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公開日: 2014-08-29  

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