研究課題
基盤研究(C)
韓国、中国、英国、日本において、東アジア古代から近代の組紐資料の調査観察・復元実験および情報収集を行った。韓国では、蓮山洞8 号墳出土挂甲、高霊池山洞44 号墳出土馬具、慶州天馬塚出土馬具(6 世紀)に組紐の使用例があることが確認され、日本の古墳出土品との関わりを議論できるようになった。また、唐代の資料と認識されている大英博物館所蔵資料(絹製平組紐・スタインコレクション敦煌出土品)にも正倉院宝物中の組紐に共通する特徴が認められ、技法の源流を考えるうえで貴重な例であることが分かった。
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The Braid Society2012.08
ページ: 14-21
歴史と現実 文化遺産の保存と発展国際学術会議論文集、中国美術学院 "Forum of The History and Reality " International conference on Cultural Heritage Preservation, Management and Development, China Academy of Art, Hangzhou
ページ: 134-148