研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、タイにおけるフィールドワークを通じて、人間が他者とともに日常生活を送る群居性動物であるということを、「共同性」の極限ともいえる沸騰した社会運動の記憶の語りを通じて明らかにすることである。かつての民主化とその後の「森に入った」経験が彼らの現在性について持つ意味についての考察を、タイの現状の動向も注視しつつ分析を行った。そこから、記憶が再編成され、「共同性」の複雑な様相が明らかとなった。「共同性」とは常に現在進行形の状況的産物なのである。
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The Evolution of Human Sociality, Kyoto University Press and Trans Pacific Press
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アジア・アフリカ言語文化研究
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時間の人類学―情動・自然・社会空間(世界思想社)
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