研究課題
本研究は、琵琶湖と太湖における水をめぐる環境利用と地域づくりを研究視野に入れ、資源としての水を活かした地域づくりをしようとする取組の実践を踏まえながら、水環境に関わる普遍性と独自性を明らかにしようとしたものである。人々が地域資源としての水環境をいかに保全し、それを支える社会的仕組みにはどのような普遍性と独自性が存続されているかを、琵琶湖と太湖周辺を中心にそれぞれの地域にフィールド調査に精力を注ぎ重点的に実施してきた。また、文献資料や民具資料等の蓄積や解析に加えた上で、学術論文等の研究公表、また講演会や企画展示、図録書の刊行等によって研究成果の一般公開にも努めることができた。これまでの研究成果の一般公開においては、特に本年度は当該研究にかかわるこれまでの調査結果に基づき、琵琶博物館第22回企画展示『魚米之郷―琵琶湖・太湖と洞庭湖の水辺暮らし―』の開催と「魚米之郷を楽しむ」交流イベントを実施することができた。さらに、これらの成果を踏まえて、シンポジウムの開催および中国・河海大学において日中共同講演会を開催して、研究交流と成果公表を行った。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
Journal of Lake Sciences
巻: Vol.26,No5 ページ: 807-812
WATER RESOURCES PROTECTION
巻: Vol.31,No1 ページ: 16-21
湖国と文化
巻: 7 ページ: 79-81
巻: Vol.31,No1 ページ: 22-29
巻: Vol.31,No1 ページ: 1-7