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2012 年度 研究成果報告書

近代イタリアにおける刑事法文化と社会構造との史的相互連関に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22530003
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎法学
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

小谷 眞男  お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (30234777)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード刑事法学 / 思想史 / イタリア / 法文化 / ベッカリーア / 司法統計 / 刑法典
研究概要

18世紀から19世紀にかけてのイタリアにおける刑事法文化(法思想、裁判実務、司法統計、法典編纂、犯罪動向、法意識等を含む)と背景をなす社会・経済・政治構造とのあいだの史的相互連関についての基礎的な研究を遂行し、ベッカリーア『犯罪と刑罰』の翻訳、リソルジメント期から統一後にかけての司法統計編纂事業史と国家形成の関連性の解明、統一刑法典編纂過程の分析、"文化としての法"という古典的な法概念の吟味、法の実質を担うべき市民社会の理念についての理論的検討結果等、関連する研究成果数点を公表した。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2013 2012 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] イタリア人にとって法とは何か---法律としての法と文化としての法---2013

    • 著者名/発表者名
      小谷眞男
    • 雑誌名

      星美学園短期大学日伊総合研究所報

      巻: 9 ページ: 4-36

  • [雑誌論文] ピノッキオの法文化-『人間の子ども』になる条件-2011

    • 著者名/発表者名
      小谷眞男
    • 雑誌名

      星美学園短期大学日伊総合研究所報

      巻: 7 ページ: 57-61

  • [学会発表] ベッカリーアの家族論2010

    • 著者名/発表者名
      小谷眞男
    • 学会等名
      比較家族史学会
    • 発表場所
      於・佛教大学
    • 年月日
      2010-06-12
  • [学会発表] イタリアの司法統計の歴史、〈イタリア法〉の生成---19世紀イタリアにおける司法統計・国家形成・法学---2010

    • 著者名/発表者名
      小谷眞男
    • 学会等名
      日本法社会学会
    • 発表場所
      於・同志社大学
    • 年月日
      2010-05-08
  • [図書] 近代イタリアの歴史---16世紀から現代まで---2012

    • 著者名/発表者名
      北村暁夫・伊藤武編
    • 総ページ数
      270頁
    • 出版者
      ミネルヴァ書房
  • [図書] 罪と刑罰2011

    • 著者名/発表者名
      チェーザレ・ベッカリーア(小谷眞男訳)
    • 総ページ数
      215頁
    • 出版者
      東京大学出版会
  • [図書] イタリア国民国家の形成:自由主義期の国家と社会2010

    • 著者名/発表者名
      北村暁夫・小谷眞男編
    • 総ページ数
      305頁
    • 出版者
      日本経済評論社
  • [図書] 第六章「ベッカリーア『犯罪と刑罰』における市民・人・名誉-イタリアにおける市民社会論のために」

    • 著者名/発表者名
      杉田孝夫ほか編

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公開日: 2014-08-29  

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