研究課題
基盤研究(C)
第二次世界大戦後、ラートブルフは「法律は法律だ」とする法実証主義はドイツの法律家と国民をナチスの不法に対して「無防備にした」と指摘した。この「ラートブルフ・テーゼ」と呼ばれる指摘は、ナチス期の法実務についての研究に基づいて、最近ネガティブな評価を受けている。本研究では、ラートブルフの戦前の著作等に遡って検討することによって、この否定的評価がラートブルフの趣旨を必ずしも適切に捉えるものではないことを示した。
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法政研究
巻: 79 ページ: 1-45
http://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/25408
巻: 78 ページ: 169-218
http://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/20233