研究課題
基盤研究(C)
本研究は、大韓民国の建国時に「国民の範囲」がどのような法的基準で確定していったのかを解明するところにその目的がある。韓国では、憲法や国籍法などで国民を確定する規定を設けなかった。経過規定すらも盛り込まれなかった。法的には国民の範囲が不明確なままで国家が樹立してしまった。判例や実務では、この法的な欠陥を治癒するために、植民地時代の「朝鮮戸籍」に依拠して大韓民国の国民を確定したのである。この研究は「朝鮮戸籍」の機能に着目している。
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アジア経済研究所
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