研究課題
基盤研究(C)
近時、学界においてはアメリカ流の違憲審査基準に代えてドイツ流の比例原則を採用すべきだとの議論がなされている。本研究は、第一に、違憲審査基準と比例原則が利益衡量という考え方を共有していることを明らかにした。第二に、利益衡量という考え方は、憲法上の権利を政府利益に対する「シールド」として構想するもので、憲法上の権利を政府の行為の正当化に対する「切り札」として構想する考え方によって補完する必要があることを明らかにした。
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論究ジュリスト
巻: 1号 ページ: 18-24
聖学院大学総合研究所紀要
巻: 51号 ページ: 13-45
季刊・企業と法創造
巻: 9巻3号 ページ: 79-93
法学セミナー
巻: 2011年11月号 ページ: 36-37
公法研究
巻: 73号 ページ: 42-62
法学教室
巻: 357号 ページ: 27-30
一橋法学
巻: 9巻3号 ページ: 703-729