研究課題
基盤研究(C)
当事者論を総論と各論に分け、 各論との有機的連関において総論の一翼を担う当事者権の研究を行った結果、当事者権を認めつつもせいぜい既判力の根拠論における理念的意義しか認めなかった伝統的通説を批判的に分析し、死者名義訴訟・法人格否認の法理の手続法上の適用など当事者確定論と関わる既判力の主観的範囲論、および法人内部紛争における被告適格など当事者適格論と関わる多数当事者訴訟論(特に共同訴訟的補助参加論)において解釈論上の有用な道具概念として用いうることを明らかにした。
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法律時報
巻: 84巻4号(1045号) ページ: 18-24
熊本法学
巻: 122号 ページ: 31-71