研究概要 |
研究目的(1.文学・芸術専攻学生の法的リテラシーの現状調査と教育体系の理論研究、2.法的リテラシー教材-ショートフィルム・ワークシート・ウェブサイト-の学生参加による協働制作、3.完成させた教材を活用した授業実施とその教育効果測定、及び、分析)及び、研究実施計画(1.教材作成前の資料収集、2.教材作成過程から教材完成、3.教材作成後の教育効果測定・分析の期間)に照らし以下4点を本研究実績として報告する 1.文学・芸術専攻学生が学ぶべき「法的リテラシースタンダード」を定義づけする為の資料収集を行い、法的リテラシー判断基準として以下の3点を措定した:(1)文学・芸術分野における言表活動の自由についての知識獲得、(2)作品の知的財産としての価値を維持する権利についての知識獲得、(3)文学・芸術の表現活動を目指す学習期にある者の模倣活動、複製活動、公表行為、公衆送信活動、問題解決活動ついての知識獲得。 2.量的調査実施のプレリサーチとしてインタビュー調査を開始した。 3.法的リテラシースタンダードについての情報収集を行い、本研究で開発する教材を試験的に公表するためのウェブサイトを立ち上げた。 4.上記3点については、平成23年に発表する予定であるが、研究目的の1.に関し、8th International Conference:Technology,Knowledge and Societyにおける発表の査読が通過している。(Proposal http://T12.cgpublisher.com/proposals/4)
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