研究課題/領域番号 |
22530124
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
瀧口 剛 大阪大学, 法学研究科, 教授 (10257959)
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研究分担者 |
小野 清美 大阪大学, 法学研究科, 教授 (60126844)
森川 正則 神戸市外国語大学, 外国語学部, 非常勤講師 (70362598)
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キーワード | 戦間期 / 新自由主義 / 日独比較 / 自由通商運動 / ナチズム / 秩序自由主義 |
研究概要 |
戦間期における日本とドイツの「新自由主義」の政治経済的軌跡を調査し、比較することを目的とする本研究の2010年度の研究計画は、1史料の調査・収集、2収集資料の検討と定例研究会の開催を行うことであった。 1 史料調査・収集としては、関連刊行図書の収集につとめると一方、森川が英国ナショナルアーカイブに出張(2011年3月8日~16日)して第一次世界大戦後の日英通商関係の史料を収集すると同時に、小野がフライブルク大学文書館に出張し(2011年3月21日-25日)ドイツの秩序自由主義に関する史料を収集した。 2 収集資料の検討と定例研究会の開催としては、2~3ヶ月おきに「戦間期研究会」を開催して、戦間期に関する政治経済に関する諸問題を検討した。また比較政治学会・分科会「戦間期「新自由主義」の政治史:ドイツと日本」(2010年6月10日)において、瀧口と小野は日独の新自由主義に関する研究発表を行い、現時点での研究の進展を確認すると同時に質疑を通じて今後の課題について検討をおこなった。さらに小野は、研究成果の一部を公刊した。
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