研究課題
基盤研究(C)
三年間にわたる「現代フランスにおける共和主義・多文化主義・レイシズム」の研究を通して、以下のことが明らかになった。第一に、フランス共和主義は決して一枚岩の思想ではなく、その内部に強硬派から穏健派までさまざまなバリエーションが存在しており、そのニュアンスを見落としてはならないこと、そして第二に、ドミニク・シュナペールに代表される「寛容な共和主義」は、英米圏で議論されている「リベラル・ナショナリズム」と親近性を有するということである。
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